ミクストメディア

まえに、岩本くんと作品キャプションの話をしてて、13号のマテリアルの表記をどうするか話していた。「艀、ビニールハウス、砂利、鉄箱、ソファ・・・」とか「鉄、ビニール、石、木材、水、植物・・・」、どのレベルで切るにしても冷静に考えれば考えるほど、冗談にしか聞こえない。

で、徹夜の作業明け、キャプションがついた。
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・・・ミクストメディア。

た、たしかに。

しかし、このトリエンナーレでミクストメディアじゃないもののほうが圧倒的に少ないんじゃないか、と心配したりもするのだが、まあそれは置いておいて、この違和感たっぷりの感覚には、とても大切なことが含まれているようにも思う。

それから、自分でも驚いたのだが、キャプションがついた途端に、13号の「作品性」がぐぐっと保証された感じがした。逆にいえば、生々しい事実関係が妙に嘘くさいものに霞んでしまう感覚。「13号計画」というのが、半ばフィクションの世界に片足を突っ込み、自作自演の閉じた活動に見えてこなくもない。このblogでも、まあ明示的に説明をしてきたわけでもないのだが、もう少しプロジェクト全体の広がり(その輪郭は曖昧で、計画なき計画といった不透明なものかもしれないが・・・どだい「漂流」を言語的な枠組みに正確にとらえられるわけもない)を会場でも感じてもらえるように微調整をしていく必要がありそうだ。

関係ないが、準備作業をしていると、会場内で土谷くんや車田さんとすれ違い、北條さんやDidierがふらりと訪れて・・・うーん、この懐かしい気分は、3年前の京島とほぼ同じだ。



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