東京23区のごみの埋め立て処分をおこなっている中央防波堤外側埋め立て処分場にいってきました。
一般的に知られているように、ここのキャパはあと50年しかありません。
まあ、それはそうとして、東京にできた一番新しい島、しかも標高が30m近くもあるという地形の面白さに興味があって予約して申し込んだのです。
場所はお台場を海の方にむかって走っていって、海底トンネルをくぐった先。
東京都環境局中央防波堤合同庁舎からバスに乗せてもらい、案内してもらいました。
メンバーは、BOATPEOPLE Associationのみんなと、東京文化発信プロジェクト室の森さん、渡辺さん。
検問所を無事通過。
橋をわたります。奥に建設途中の臨海大橋。
なだらかな丘に草原です。この丘は、名前がありません。この地区の権利を主張している江東区、大田区両区のなかで一番標高が高いそうです。
処分の最前線。からすやカモメ、トンビが舞います。
まあ、よくあるイメージです。
現地での説明によると、3mごみを積んで、50cmの土を上からかぶせるそうです。
サンドイッチ工法という安易な名前です。
調整池があります。海に水が流れ込まないようになっているそうです。
この池、実は40°ぐらいだそうです。なぜだかわかります?
ゴミが発酵しているんです。メタンガスが発生する過程で温度が高くなるそう。
メタンガスと水蒸気のダンス。
メタンガスはCO2の4倍の温暖化効果があるガス。回収もやっているようで、メタンガスでマイクロガスタービンをまわして発電していると説明を受けました。
建設途中の臨海大橋。とても華奢なつくりです。サポートがかかっていますが、これももうすぐみられなくなるので貴重なショット。
展望広場。スケール感に圧倒されます。むこうに羽田空港がみえます。
昔、ツムラコウスケがコカコーラの宣伝でこんなことをやっていたそうです。なんか覚えがあります。
子供たちがたくさん見学に来ていました。大人はあまり単独ではこないらしく、学校行事じゃない、地方自治体でもない、政治家でもないということでカテゴリー分けにこまった担当者は「今回特別に外人枠でお入れします」といっていました。なんだそれ!
でも職員の意識はすばらしく高く、この写真は自作のジオラマですし・・・(バスなんかバルサに手書き)
ゴミ置場からひろってきた彫刻を「女神」としてまつってありました。
「限りある
埋め立て空間
大切に」