13号、東京へ帰還。

先週の日曜日、横浜から東京へ、13号を廻漕。
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ビニールハウスは撤去、保管用の単管屋根に架け替えた。オレンジ色のオーニングを通して船倉はほの赤く、外に出ると冬晴れの青い光とのコントラストが強すぎて、目が痛い。ビニールハウス時のすこーんと高く抜けるような空間ではないが、これはこれで味わいがある。
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午前中は、テントの最終固定作業と撮影。

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撮影というのは、トリエンナーレの作家写真を安斎さんが撮っているのだが、我々が唯一撮られそびれていたらしい。その後もメンバーが全員集まるタイミングがなかなかなく、やっとこの日の午前中に来ていただくことに。会期中に気づいてよー、って苦笑気味だったのだが、横浜最後の日に撮ってもらえるというのも、記念撮影みたいな気分でよかった。もうすぐ入稿のドキュメントブックに掲載されるので、チェックしてみてください。

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スタッフの方々に見送られて、午後には出航。

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今日しかない、ってほどの曳航日和。日向にいると暖かいくらい。冬の海の寒さに耐えつづける、精神修養的な航海を覚悟していたから、これは嬉しい誤算。
曳航してくれる「あさかぜ」には、桜庭くん、墨屋さんのほかに、尾角さん、水谷さん、伊藤さん、川村さんが同乗。快適な船旅を楽しんでもらえたのでは。山崎さんと井出さんの長老コンビではなく船舶免許保有者コンビは、13号に。さすがにこっちはかなり寒かったらしい。
この横浜プロジェクトを通して、天候には本当に恵まれた。横浜への移動の際も制作期間も晴天が多く、一番の懸念材料だった台風の直撃もまぬがれた。海の天気を甘く見そうで、コワい。

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羽田への着陸角度がたまたまそうなっていたのか、最初から最後までずっと上空を飛行機が横切っていた。みんなの携帯やデジカメには、ティルマンスみたいな写真が大量に残ったに違いない。

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約4時間の航海を経て、東京港某所の船置き場に到着。13号も、どことなく本来の棲息地に戻って来た感じ。屋根にかけたシートのオレンジ色も、この船だまりに到着して気づいたのだが、これは「重機イエロー」だ。台船に固定されたクレーンなんかと同じ方向性のカラーリング。まわりは現役の作業船ばかりのガテンな場所で、ひときわ非作業船な13号は、擬態して身を隠しながら、次の使われ方が決まるまで潜伏。しばらくは、ここで待ってておくれ。



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