YCC 1st

img023いよいよ今日から3年に1度の横浜トリエンナーレ2008が開催されます。横トリをメインに、数々の周辺企画が並行して開催され、11月30日まで横浜はアート一色に染まる。我々BPAも今回は自主企画でキャナルクルーズによる横浜新景観発見ツアーを開催。 今日はその初日。助成いただいているアーツコミッション・ヨコハマのスタッフや加藤種男さん等横浜市アート業界の皆様、港湾局インナーハーバー構想スタッフ、3月の実験クルーズにも参加いただいた大山総裁をはじめとする都市景観探索家の皆様をご招待しての20人のクルーズ。コースは②。今週から開催されている黄金町バザールの前も通ります。天気はうす曇りだが風もなく良好なコンディション。ツイてます! ぷかり桟橋を出航し、大岡川を遡る。このあたり、何度走ってもわくわくします。しばらく行くと右手に都橋商店街のあの建築を見る。土木である護岸と一体化した建築。やはり人気者でした。今の建築基準法では建てられない貴重なものです。 日ノ出町を過ぎ、黄金町に近づくにつれ橋が低くなる。おっと今日は大潮、しかも17時に満潮だ。船は橋をスレスレで通過してゆく。 なんだこの興奮は、カーツ大佐に会いに行く地獄の黙示録的感覚だ(笑)夏休みに筆者はついにコンラッド原作「ハートオブダークネス」を読んでしまった。あの映画はかなり原作に忠実に作られていることがよくわかった。読みにくいが、船好きははまりますよ。 話が脱線したが、そんなわけで黄金町バザールはプレイボーイガールのハウ・ファット陸軍基地の場面かな(笑)。本間純さんの作品の下をくぐる貴重な体験をした。船だとこの程度のことで、大の大人が子供みたいに高揚するんですよ。 みんななぜか手を振ってくれるし。舟って不思議です。
今日は川辺に出て釣りやら係留船でくつろいでいる人が多い。 やっぱり、船や人が多いと賑やかで楽しいですね。 次は、中村川との分岐点に到着。暴力的な高架下水路へ。しばらく音の反響する人影のない静かな河川空間を体感する。しばらく行くと、掘割川へ右折しパーと開けた運河へ。この展開が素晴らしいと思うのは僕だけか?皆さんの意見を聞きたいところ。 そのまま真っ直ぐ磯子のテクノスケープへ。三渓園の裏がこの素晴らしい工場風景というのが何とも日本的だ。失礼、裏ではなく表玄関と言ってほしい。船で工場に上陸し、工場参道を歩いて三渓園にアプローチするのが本来の姿ではないのか?その方が海外アーティストに受けるのではないかと。妄想が広がります。いずれは水辺のアートスポット上陸クルーズ企画実現させたいです。 そんな調子で2時間ちょっとで無事寄港。皆さんどんな印象を受けられたのでしょうか?アンケートが楽しみです。参加の皆様ありがとうございました。まだの方は、コース①もぜひ!まったく違った性格の水路空間が待ってますよ。 本当はこの後水上ラウンジLOBでビールでも飲みながらコミュニケーションできると最高なんですが。係留への道のりはまだまだ険しいです。当日の写真をUPしましたご覧ください。

LOB KEIHIN Canal Cruise

img024長らく横浜に居候していた水上ラウンジLOBがついに横浜を去る日がやってきた。桜満開しかし花冷えの曇天、海上は予想以上の冷え込み。新木場まで約3時間の京浜運河曳航クルーズ。今日は新木場舟溜まりをぜひ見たいという住宅都市整理公団 大山総裁が特別参加で、シュウマイをつまみにマッカランで温まりながらの舟旅であった。何度も通った航路だが、毎回違った発見があるのが不思議だ。乗船メンバーによるのだろうか?BPAも徐々に港湾知識が増え、会話がマニア化しつつあるようだ。良い方向なのか、悪い方向なのか?しかし、なんで京浜運河テクノスケープクルーズってこんなに面白いのでしょうか?天気悪くても結構みんなテンション上がります。非日常感なんですかね。3 時間飽きもせず楽しいです。何がそんなに面白いかって?クルーズの浮遊感って感覚的なんで文章にしてもつまらないし、書く気もあまりしないんです。やたらシュウマイが旨く感じたり、羽田の飛行機発着や巨大タンカーにに興奮したり。 かなり幼児化しているのは間違いないようです。 軽く疲れが出てきたところで、新木場舟溜まりに到着。日曜は静まりかえり、船の墓場のような雰囲気。錆びた鉄の塊が静かに迎えてくれます。この荒涼とした風景、たまりませんね。今年こそはここで水上イベント企画したいです。もちろん船でしかアプローチできないので、極めてシークレットな雰囲気のイベントとなるでしょう。その後、LOBをしっかり係留し、僕らはタグボートで茅場町に向かった。ここから先は、東雲、豊洲、佃、タワーマンションがどこまでも乱立している。いつ見てもよくもまあこんなに建てたものだと感心する。所々その谷間に団地がひっそりと生き残っている。大山氏の影響か若干視点が変わる。水門をくぐり隅田川に抜けると、桜が満開。屋形船も総動員だ。 横浜から茅場町へ。実に変化に富んだ水辺百景であった。 その後、大山さんがWEBマガジンにレポートUPしてくれました。船上でも抜群の観察力と表現力を発揮されています。ご覧ください。

YCC TEST Cruise

img0253/16実施したキャナルクルーズ子安の報告です。 風も無くクルーズには最高のコンディションの中、 18人で実施。 11時ぷかり桟橋を出航、子安エリアを約2時間クルーズ その後、水上ラウンジLOBにてランチMTG 見所は米軍施設、LOFT、テクノスケープ、橋、造船所、入り組んだ水路、ジャンクション、そしてハイライトは子安浜ボートハウス集落参加者は横浜トリエンナーレ2008ディレクター水沢さんなどART関係者、工場萌え著者の石井さん、大山さんなどテクノスケーパーの面々、さらに水際建築研究家、広告業界、出版、官庁などの多岐にわたる分野から参加いただいた。このクルーズ艇、初めて乗ったが、実に快適。揺れが少なく視界も良好。そうとう狭い水路や、低い橋でも抜けていけます。 馬力も十分でしたね。なんとトイレも付いてます。今回マニアックにかなり運河の奥地まで入り込んだが、ここまでやったチャータークルーズは過去にも例が無いのではないだろうか?この船でないとありえないと思います。今回はコアな探求家が多かったため2時間で良かったと思うが、一般向けだとちょっと疲れるかなと思いました。クルーズごとにテーマを絞って90分くらいにしたほうが良いかもしれません。
クルーズ後は、そのまま船でLOBに乗船。裏の魚市場内にあるすし屋から出前をとってランチMTG。今回は実験的な試みであるため各分野の方々に参加いただき、ご意見・感想を頂戴した。 ばっさり要約させていただくと、 子安浜ボートハウス集落はインパクト大 テクノスケープは、京浜運河エリアに比べると小ぶりで圧倒的なスケールによるインパクトには欠ける。狭い水路が複雑に入り組んでおり、橋をくぐったり、角を曲がるごとにシーンが展開してゆくフレーミング効果が面白い。大人向けジャングルクルーズのようなわくわく感。 商品化したツアーにするには要素が多すぎ、何を見ていいのか判らないのでは?テーマを絞ったコースと解説の方が満足感が得られるかも?など、様々な意見をいただいた。また、子安浜などに、アートスペースを設け、船で上陸できたら最高だとの意見もあった。工場などもやはり上陸して見学できると楽しさ倍増とのこと。私共 BPAも大変参考になりました。その後、この水上ラウンジを使った水上企画の話も出て、今後の展開が楽しみな繋がりが出来たと思う。参加の皆様、本当にありがとうございました。千葉の京葉工業地帯でテクノツーリズムを実施されている千葉大八馬さんがblog upしてくれましたので紹介しておきます。

都市への対話と関わり〜創造教育に向けて

10月に開催された「都市との対話」展(神戸)で、井出と岩本が芹沢高志さんとのトークに参加させていただきましたが、偶然にも再び、今度は東京で同じようなタイトルのプロジェクトへ参加することになりました。

今回は、「都市への対話と関わり〜創造教育に向けて 」というテーマで行われる、トーキョーワンダーサイトのワークショップ。ロンドンで水上生活を営み、テムズ川に浮かぶアートスペースのプロジェクトを進めているクリス・ウェインライト氏らとともに、講師として参加します。
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鼎談 磯辺行久+北川フラム+BOAT PEOPLE Association

東京都現代美術館で7月28日から開催される、「磯辺行久 SUMMER HAPPENING」展内で、磯辺行久さん、北川フラムさんとの鼎談を行います。アーティストであり環境計画家でもある磯辺さん、越後妻有トリエンナーレなどを手がける美術展プロデューサー・北川さんとの鼎談ということで、環境や地域の文脈で様々な人々との関係から発生するアートワークやアクティビティがテーマになりそう。また、トークは、展覧会場内に設置された磯辺さん設計のエアドームで行われます。トーク環境のほうも非常に楽しみ。BPAからは、井出が参加予定。

以下、開催概要です。

鼎談 磯辺行久+北川フラム+BOAT PEOPLE Association
7月28日(土)14:00-
様々な人との協働の中で生まれる磯辺の活動。その可能性を、美術展プロデューサーの北川氏、都市の中の新しい水上経験をテーマに活動するBOAT PEOPLE Associationのメンバーが、作家と語り合います。
※展覧会場内のため、チケットが必要です。

磯辺行久展公式HP
関連イベント

BankARTの地震EXPOに参加

現在BankARTにて地震EXPOという展覧会を開催している。

文字通り 災害時のプラットフォームとしてLOBが参加する。多くの方々のご尽力の甲斐があり、突然BankART許可が突然降りた。本当に突然、あのプランが現実になる。一週間だけの係留。
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以下 案内文より。

クリエイティブシティとは、都市化が進み、老朽化、高齢化し、個人や家族や社会がますます分断していくなか、芸術を育むことを起点に、街をシェアし、楽しみ、創造性と協働作業を取り戻し、新たなコミュニティを創成していくプログラムです。一方、防災都市とは、防災施設が整っている、備蓄があるということだけではなく、ライフラインや食料が途絶えたとき、どうしたら米や水を配給できるか、どのように風雨をしのぐのか、あるいは、寝たきりの老人はどこにいるのか等の、知恵や力の共有や情報の伝達能力が最も問われます。一見すると相反するようにみえるこの二つの言葉「クリエイティブ」と「防災」は、究極の時、緊急の時、何が可能かという命題に対して、「創造性」と「協働性」というふたつのベクトルで、その解く鍵を共有しているように思えます。

30日はチューリップフローというイベントにも参加。30日11時にBankartに到着予定

※「都市との対話」 プロジェクト に航海写真載せて頂きました。

next voyage !!

ポル・マロ「Our Sweet Soul…」展が無事にクロージングを迎えました。
いろいろあったけれど、やっぱりアーティストの創造力を僕はすごいと思うし、信じています。
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いろいろな人が来てくれました。

ボートが停泊している桟橋の近所の人
ぴあの切り抜きに大きな○をつけてきてくれた人
出張帰り羽田空港へのモノレールを途中下車して来てくれた人
いろいろ相談にのってくれた人
会場におみやげのお菓子を持ってきてくれた人
伝言ゲームみたいに僕の電話番号を人づてに聞いて来てくれた人
子どもに絶対見せたいと行って何度もきてくれた人

すごくたくさんの人が来てくれました。
ありがとうございました。

ポルさんの展示は終わったけれど、BPAの旅は続きます。

もっともっと柔らかな心をもって、
なにごとにもとらわれない素敵な旅を続けてほしいです。
おそらく彼らは、ボートがなくても旅をする術に気づいたはずです。
僕はそう信じています。
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BPAは形ではなくて、意思だからです。(by hiko)

Our Sweet Soul … is opening !!

ポル・マロ“Our Sweet Soul …”なんとか無事にオープニングを迎えることができました。
来てくださった皆さま、本当にありがとうございました。
それからオープンのためにご尽力いただいた方々にも本当に感謝です。

あまり全部見せてしまうと、会場でのお楽しみがなくなってしまうので、
今日は、すこしだけ・・・展示風景をお見せします。
昼間と日没後で表情を変えるboatingは、どちらもとても素敵な光景です。
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個人的には、東京モノレールに乗ってくるシチュエーションから
バージ船に遊びに来るのを楽しんでもらえたらなと思います。(by hiko)

Pol Malo 傷ついた世界で見つける僕らの大切なこころ

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23日から、船で暮らしている。さまざまな方々にこの船に訪れていただき社会におけるこの船の存在感を考えた。そんな中、エネルギーや食料だけでない、災害時の「こころの救済」をコンセプトに船上展覧会を行います。

Pol Malo

Our Sweet Soul Reinventing The World After A Big Shock

BOAT PEOPLE Association(BPA)は、災害支援システム「フローティング・エマージェンシー・プラットフォーム(FEP)」のプレゼンテーションの一環として、ドイツ人アーティスト、ポル・マロ(Pol Malo)をゲストにむかえ、「Our Sweet Soul Reinventing The World After A Big Shock」展を開催いたします。
ポル・マロは、アメリカやドイツで哲学、メディアアートを学び、日本の実験音楽に関心を持って98年に来日したドイツ人アーティストです。来日当時、彼は音楽レーベル「茶柱」を設立し、自らもフィールド・レコーディングやライブでの活動を展開しました。近年は、表現の場を音楽からアートに移し、彼特有の観察眼と深い思索のもとで、日用雑貨やオブジェなどから構成されるインスタレーションでの発表をつづけています。この展覧会をするにあたって、ポル・マロは、災害時に人々を支援・救済するものは何かを考え、物資や医療も大切だけれど、本当に救いになるのは「心の救済」なのではないかと考えました。そして、その「心の救済」に必要不可欠なのは、文化であり、アートである。そう考えたのです。そこで今回ポル・マロは、この「文化によるファースト・エイド(第一の支援・救済)」というコンセプトをもとに、最近、描いているペインティング・シリーズ「Emergency Museum」を発展させ、人々に文化的癒しを提供すべくインスタレーションを展開する予定です。
半屋外となる「フローティング・エマージェンシー・プラットフォーム(FEP)」での展示は難航を極めます。しかし、ポル・マロの独創的かつユーモアに富んだアイデアによって、訪れた人々にバージ船による災害支援システムとともに、文化やアートによる緊急災害時の支援や救済についても考えていただけたらと思います。

展覧会概要
【タイトル】 Our Sweet Soul Reinventing The World After A Big Shock
【 会 期 】 2007 年3 月3 日(土)〜21 日(水・祝) 11:00〜19:00 *会期中の金、土、日曜、及び祝日オープン *平日は、アポイント制
【 会 場 】 京浜運河大井競馬場桟橋に停泊中のバージ船「L.O.B.13 号」 *東京モノレール・大井競馬場前駅 徒歩1 分
[会場お問い合わせ、および見学アポイントアドレス] bpapol@yahoo.co.jp
【 主 催 】 BOAT PEOPLE Association
【 協 賛 】 キリンビール株式会社、キリンMC ダノンウォーターズ株式会社
【 協 力 】 360°GRAPHICS
【 U R L 】 http://boatpeople.inter-c.org/fep.html http://boatpeopleassociation.org/page/fep.html
【 企 画 】 兼平彦太郎

西野達さんとの「ボートトーク」を大井競馬場前の運河で

来週、2月26日(月)の1900時から、大井競馬場前の運河に浮かべた「Floating Emergency Platform」(BPA所有の艀13号)の上で、美術家・西野達さんとのトークを行います。

ケルン在住の西野さんですが、2005年の横トリやメゾンエルメスなど、最近では国内での活動も盛ん。今年は、森美術館や広島市現代美術館での展覧会も予定している、気鋭の作家です。
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西野達郎、”Engel”、2002、バーゼル

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西野達さん(photo by 金山直子)

トーク会場となる「Floating Emergency Platform」は、実験的な災害支援システムとしてデザインされた船で、2月23日から3月2日まで、BPAメンバーが船内で水上生活中。
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